駅の入場券とは

2018年10月16日火曜日

駅には「入場券」という名の切符が存在します。
私たちが普段電車に乗る時に使う「乗車券」とはどう違うのでしょうか。
簡単に解説したいと思います。

3行でまとめると

・入場券は、乗車以外の目的で改札内やホームに立ち入りたい時に使うものです
・入場券は、駅にある普通の自動券売機やみどりの窓口で購入することができます
・入場券の料金は、その駅から一番近い駅までの乗車料金と同じくらいです

くわしく書くと

例えば、ホームで友人と待ち合わせしているとか、電車の写真を撮りたいとか、駅構内のお店で買い物したいとか、「電車に乗るつもりはないけど、改札口だけ通してほしい」というような状況があります。
その場合、改札口を通って駅に入り、ひと通り用を済ませた後、また同じ駅の同じ改札口から出ていくことになると思いますが、SuicaやPASMOなどのICカードでそれをやるのは不可能です。Suicaの利用規約にも「乗車以外の目的で駅に入場または駅から出場することはできない」とあります。

ではどうするのかというと、「入場券を買ってください」ということです。

入場券は、通常の自動券売機やみどりの窓口で買うことができます。料金は、その駅からの初乗り運賃と同じ額またはそれ以下であることが多いです。大体140円~200円くらいです。JR東日本なら140円固定のようです。
ちなみに、入場券の使用には制限時間(約2時間)があり、その時間を過ぎてもまだ駅の中に留まっていると追加料金を取られてしまいます。気を付けましょう。